for my dear

2006年11月20日
疲れた時の俺は、疲れた顔をしている。
悩んでる時の俺は、悩んでる顔をしている。
落ち込んでいる時の俺は、落ち込んでいる顔をしている。


そんな顔を、鏡で見ていた時。
ふと、「こんな顔を見せ付けられている周りの人は、どんなことを感じるのだろう」と思ってみたりした。


落ち込んだり、悩んだりしているのは、自分だけじゃない。
みんなそれぞれ、自分の悩みを抱えて。
でも、毎日を一生懸命、ひたむきに生きている人もいる。


それなのに、俺はどうだ。
疲れている時、イライラしてる時、誰とも話したくない時。
全部態度に出して、一人でふて腐れていたんじゃないか。


そんな時に見る、鏡の中の俺の顔は、
すごく不恰好で、不快指数高めで、
見ているだけで暗い気分になってしまう。


俺一人がわがままに、好き勝手やっていただけなんじゃないか。
そう思って、自分が恥ずかしくなった。
無意識のうちに誰かに不愉快な思いをさせていたんじゃないか、と思い、情けない気持ちになった。


いつも誰かに囲まれている人は、いつもニコニコしている。
いつも笑顔でいられる人は、とても強い人だ。
その人の笑顔は、きっと誰かを幸せにしているのだろう。


俺は、周りを幸せに出来る人でありたい。
そのためには、辛い時も、辛いときこそ笑顔でいられるような、気遣いの出来る強い人にならなくちゃ。
そう反省した今日この頃です。


“胸を晴れるのなら、まだ大丈夫”
昔どこかで聞いた歌に、使われていた歌詞。


疲れている時の俺は、背筋が曲がっている。
悩んでる時の俺も、やっぱり背筋が曲がっている。
落ち込んでいる時の俺も、やっぱり背筋が曲がっている。


それに気づいた時から俺は、どんな時もなるべく、いや、むしろ辛いことがあった時こそ、背筋を伸ばして胸を張るようにしている。


難しい理屈で自分を正当化したり、刹那的な快楽で気持ちをごまかしたりしなくても。
“背筋を伸ばす”たったこれだけのことで、驚くほど気持ちが軽くなる。
姿勢一つで、気持ちも、考え方も、前向きに変えることが出来るんだ。


生きていく中で、あなたが感じた悩み。
それはとても尊いもので、だから私はそれを尊重したい。


だけど、いつまでも下を向いてたら、いいことは起こらない。
ただ明るい未来が向こうからやってくるのを待つ生活は、何も生み出さないし、何も成長しない。


だから、自分から掴みにいけばいい。
そのためには、小難しいことは一切ない。
“笑顔を作る”“背筋を伸ばす”これだけで十分なんだ。


だまされたと思ってやってみ?
今まで暗い気持ちにしかさせなかった周りの景色が、とても素晴らしいものに変わるから。
今まで距離を感じていたはずの周りの人間が、とても近くに感じることが出来るから。


今がどうしようもなく辛い時。
周りの人の笑顔が目に痛く感じてしまい、必要のない嫉妬や劣等感に苛まれて、つい下を向いてしまうかもしれない。


だけど、そんなあなたにも。
そんなあなたにこそ、明日の幸せを、明るい未来を、掴む権利があるはず。


自分を過小評価して、掴めるはずの光を自分の手で放棄しないで。
惨めな自分を必要以上に責めて、来るはずの新しい希望に自分から背を向けないで。
辛い時に笑えるあなたは、それだけでもう十分幸せになる権利を掴んでいるはずだから。


自分の笑顔に自信を持って。
あなたの笑顔は、きっと誰かを幸せにしている。


自分自身に自信を持って。
あなたの存在は、きっと誰かの“強さ”になっている。


誰にでも、その権利はあるはずだから。
胸を張って堂々と、自分の道を歩いてほしい。

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