余分なもの

2006年11月5日
29年も生きてくると、自分にとって必要なものとそうでないものがだんだんとわかってくる。

自分は決して、器用なタイプではない。
なのによくばりだから、あれもこれも・・・と、キャパシティを超えた荷物を抱えて、息苦しさを感じることが昔はあった。

そんな生活の中で、ふと気付く。
「自分にとって本当に大切なものって、なんだろう?」と。

どこかで意地を張ってた所もあるかもしれない。
妙なプライドが邪魔をして、出来もしないことで、誰かに認められたいと願ってたかもしれない。

試しにそれをやめてみた。
すると、心と体が軽くなった。
それは自分にとって、すごく心地が良いものだった。

それ以来、無理をすることはやめた。
自分に似合わないことはやめにしよう、と。
自分が心地良いと思う生活をしよう、と。

その代わり、等身大の自分を偽るのはやめよう、と。
等身大の自分って、案外ちっちゃくて、案外惨めなものだけど。
それを誤魔化したり、背伸びをしたりするのはやめにしよう、と。

それはとても勇気の要ることだったけど。
自分には、必要なことだった。
楽にはなったけど、小手先のごまかしは効かないから、ありのままの自分が見られる。
逆に身の引き締まる思いがした。

自分にとって本当に必要なもの、本当に大切なものには、いくらでも意地を張る。
それ以外は誰がなんと言おうと放っておく。
そうやって生きていくことが出来たら、たぶんこの先俺はもっと大きくなれる。
そんな気がするんだ。

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