改めて

2006年10月5日コメント (3)
3年生の後期が始まって、みんな自分達の進路が徐々にはっきりしてきて。
それに併せて、学科の雰囲気も変わってきつつあるように思う。

本格的に教職一本に絞った人。
採用試験は受けずに、就職活動に専念する人。
その両方を視野に入れている人。
まだ何も決めてない人。

みんなそれぞれ自分達の進む道が見えてきて。
今までだったらみんな同じ方向を向いて生きてきたけど、今は違う方向を向き始めた感じ。


そんな雰囲気の中。
「俺は本当に何がしたいんだろう?」と、改めて自分自身に問いかけてみた。

だけど、答えは5秒で出た。
やっぱり俺は教師になりたい。


今の大学に入学した瞬間から。
「教育って何だろう?学校って何だろう?勉強って何だろう?先生って何だろう?」
そんなことがずっと頭から離れなくて。

どうしたらいい教師になれるのだろうか。
教壇に立った時、生徒に何を教えればいいんだろう。
この3年間、ただひたすら、そのことばかり考えてた気がする。

その答えはひとつじゃないと思う。
人それぞれ生き方があって、その数の分だけ答えがあってもいいと思う。

だから今はまだ、答えを探している途中なのかも。
今はまだ道の途中で、色んな人に出会って色んなことを経験していく中で、色んな答えのかけらを拾い集めているってとこかな。

可能性が一つしかなくなった時。
やるべきことが一つに絞られた時。
今まで見えなかった新しいものが、今までとは違う形で自分の中に吸収されていくのがわかる。

たくさんの可能性の中から、ゆっくりと手探りで色んなものを拾い集めて。
今まではそんな風に過ごしてきたけど、そういう時には見えてこなかったものが、たくさん見えてくるようになってきたのが自分でわかる。

無駄な時間なんて一秒たりともない。
すべての時間が、今の俺を形成している大切な要素。
迷っていた日々があったから、今の俺があるのだと、今は胸を張って言えると思う。

ここから先、試されるのは、本当の意味での熱意。

興味本位ってだけでここまで来たわけじゃない。
それなりに真剣に、誇りを持ってここまで歩いてきた。
これから先は全て、それを証明するための過程。

コメント

nophoto
2006年10月6日1:28

俺は、答えを「決める」のは死ぬ間際でいいと思ってたりするw

nophoto
とっくん
2006年10月6日17:04

がくさんの最後の言葉に胸がしびれました!!
誇りを持って頑張ってきます!!!

がく
がく
2006年10月7日13:27

>漢
まぁ、そうなんだよね。
全部に納得した状態で死にたいよなぁ。

>とっくん
頑張れぃ。
何事も、自分のやってることに誇りを持てなくなったらお終いだでよぅ。

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