A SWEET LITTLE DIS

2006年9月7日 音楽
子供は過ちを犯します。

これは当たり前のこと。
なぜなら彼らは、精神的に我々より未熟だから。

いくらしつけを厳しくしようが、いくら少年法を改正しようが、彼らはきっと過ちを犯すことでしょう。


忘れてはならないのは、私達もかつてはそういう“彼ら”であったということ。

私達がかつてそうしてきたように、人は生まれ、生きていく中で、体験的に色んなことを覚えます。
色んなことを覚え、精神的に成熟していくうちに、その人なりの人格が形成され、大人へと成長していくものです。

過ちを犯す子供は、その過程にある存在だということ。
彼らは成長の最中で、試行錯誤しながら、色んなことを覚えていく途上にあるということ。


そしてもう一つ、忘れてはならないのは。

これらの過程はあくまで一般論であり、人が成長する過程は人それぞれであり、人それぞれ色んな成長の仕方があるということ。


なかなか見えづらいことだけど。
私達は、ややもすると自分の成長過程をただ唯一のものと錯覚し、他者のそれを理解することが出来ず、受け入れることが出来なくなることがある。

だけど、人の成長の仕方は人それぞれですし、成長の仕方が一様でないからこそ個性が生まれ、世の中が彩られるものだと私は思います。


成人に満たない少年が犯罪を犯す度、メディアはこぞって「最近の若者は・・・」といった論調の報道をしたがる。

そんなに自分を権威化したいのか?
そんなに自分は偉いんだぞと言いたいのか?

そんなに後ろ向きな姿勢でお前が描く理想郷を作ることが出来るのか?


“どいつもこいつも正義を主張したいんだな。”
(『フラジャイル』〜Mr.children〜)


大事なのはそういうことじゃないだろ。
罪を犯した少年をきちんと更生させ、罪を償ったあかつきにはしっかりと受け入れてあげることが出来る社会を作っていくことだろ。


無責任に批判ばかり繰り返し、日本の現状を嘆くだけのくそコメンテーター。


好き勝手日本をぶった切って、言いたいことだけ言ってアナーキー気取り。
お前がやってることは、もはや誰もがやってることなんだよ。

人の批判ばかりするから、みんなが失敗できない、息苦しい社会が出来上がるんだろ。
批判することより、失敗してもやり直すことが出来ることをなぜ伝えない?
何よりお前ら自身が、自分で住みにくい世の中を作っていってることに気付かないか?


何があっても、俺は諦めないぞ。
人任せにせず、みんなが暮らしやすい世の中を自分の手で作っていくぞ。

嘆いたり、過去を振り返ったりする暇があったら、俺は一歩でも前へ行く。

自分の歩みを止める地位や名誉ならこっちが願い下げだ。
いつだって足元を見て、前を向いて、自分のやるべきことを見つけて生きていく。

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