まぁ簡単に言えば「運送業」です。

と言っても一般のお宅に荷物を届けてハンコをもらって・・・というのではなく、レストランとかで使う冷蔵庫や製氷機を専門に扱っている業者さんなんです。

飲食店なんかでバイトしてる人なんかはわかると思うけど、あれって結構でかいじゃん?
それを二人で運んで厨房まで入れて、帰りは厨房に置いてある古い冷蔵庫や製氷機を運び出して・・・とかいう作業を延々と一日中やってます。

早い話が、「肉体労働」。
だから一日が終わると体中がくたくたです。

でも、肉体労働だからと言って体ばっかり使うかといったらそうでもありません。
むしろ体以上に頭を使うんです。

ただ重い荷物を力任せに持とうとしたらいくら力があっても一日持ちません。
用意された荷物のどこを持てば一番最小限の力で運べるか?
またその荷物をどのルートで運べば力が少なくて済むか?

更に、一日分の荷物を複数の現場に運ぶ時、どういうルートで運べば最短ルートで運べるか?
現場に着いたら、荷物を降ろす順番はどのようにするか?積荷を作る順番はどういう風にするか?

更に更に、仕事を重ねていくと現場に着いてただ荷物を降ろして運び出せばいいってもんじゃない。
付加的にどういったことをすれば先方さんが喜んでくれるか?
新しいレイアウトは?自分たちの仕事に不備はなかったか?

そんなことを一日中いっぱい考えながら仕事をします。
それにプラス、重い荷物を運ぶ「体力」が求められるわけで。

たまたま俺が働いてる会社がそういう会社だからかもしれないけど、「肉体労働者は体力のみを求められる」とは限りません。
もちろん、重い荷物を運ぶわけだから体力があるのは大前提なのですが、土方みたいな現場系はともかく、運送業や引越しなどのサービス業も兼ねている業者はただ体力があればいいってもんじゃないんですよね。

まぁ俺は、頭と神経を使ってくたくたになるよりは、体を使ってくたくたになる方が性に合ってるので、昔から肉体労働の方が好きなんですが。


・・・


お金を稼ぐって、大変です。

株価に目を見張らせてボタン一押しでン億を稼ぐ業者も、重い荷物を一日中歯を食いしばって運んで日当にして諭吉一枚稼ぐ業者も、同じように大変で、同じように知恵を使って、同じように尊いものだなぁって思います。

どの業者も自分たち独自の輝きを放って、一生懸命資本主義の中でsurviveしている。
そのことを冷めた顔して批評家ぶって「勝ち組・負け組」の天秤にかけるヤツもいるけど、俺はどの職種もそれぞれ立派で、素敵で、カッコよくて、凛々しいと思います。


・・・


皆さんは、自分独自の輝きを放ってますか?
自分だけの“色(color)”を出せていますか?


俺はまだ自分の“色(color)”が正直わかりません。
「みんなにはない、俺だけの“色(color)”ってなんだろう?」とか考えると、たまに泣きたくなる時があります。


いつか胸を張って自分の“色”を持つことが出来たら。
自分の“色”を武器に、この目まぐるしくてせわしない社会で旗を掲げて命を張ることが出来たら。


“What color is your soul─?”
 
 “I wish your color be the same with mine…”

コメント

nophoto
kk
2005年12月28日12:10

どぉもはじめまして
たまたまここを見つけた者デス
お仕事大変そうですが、自分の“色(color)”を見つけるためにガンバってください

がく
がく
2005年12月28日21:41

どうもはじめまして。
僕の勘違いなら申し訳ないんですが、ひょっとして「扇愛奈」のキーワードでここに辿り着きませんでしたか?
彼女のことについて言えば、僕は直接面識もないし、知り合いでもないんです><ごめんなさいm(_ _)m
でも来てくれて嬉しいです♪良かったらまた見てください☆

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